海外旅行傷害保険と現地採用

現地採用に海外旅行保険は必要なのか?海外旅行保険加入時に何に注意すべきかなど、海外在住者の視点でポイントを紹介していきます。

国民健康保険の海外使用と現地採用2

国民健康保険が海外生活者に使いづらい理由3

 第三に、海外で国民健康保険を利用する場合は、『証明書(診断書)を書いて、日本で提出しなければいけない』ということです。国民健康保険申請のための証明書は、現地の病院で書いてもらう必要があります。

 まず、『証明書を書いてもらう』ことが第一の関門。現地の安い公立病院などでは、混み合っている場合が多く、喜んで書いてくれることは少ないと思います。

 そして、次の関門が、書いてもらった証明書を、日本での申請時に、日本語に翻訳することです。そして、さらに、すべての医療行為が国民健康保険の対象になるとは限らない、ということも問題です。日本と外国では、医療保険の範囲が異なる場合があるからです。

国民健康保険が海外生活者に使いづらい理由4

 海外で国民健康保険を使う場合の問題の、第四です。国民健康『保険料』の問題です。この保険料の額が、実はやっかいなのです。国民健康保険料は、前年の収入に基づいて決定されます。ですので、前年の収入が高かった場合は、国民健康保険に支払う毎月の保険料が結構な負担になります。海外の現地での収入額が、非常に低かったとしても1年目は関係ありません。ですので、今まで日本で働いていて、今から海外で働く人は注意が必要です。

 実は私も経験があります。歯医者に行きたくて、一時帰国時に1ヶ月だけ国民健康保険に入ったことがありました。そのとき、海外で働き始めてちょうど11ヶ月目でした。1ヶ月だけの国民健康保険料でしたが、高くて驚いた(泣いた)経験があります。

国民健康保険が海外生活者に使いづらい理由5

 第五の問題。これは補足ですが、現地採用のような海外生活者が国民健康保険を使う場合は、日本に住民票を残しておくことになります。ですので、日本で住民税がかかります。国民健康保険の保険料だけではなく、住民税の費用も計算しておく必要があります。

 ちなみに、住民税は、1月1日に住民票がある場所でかかるので、1月1日になるときだけ、住民票を外しておくと、住民税がかからないという裏技もあります。でも、海外で働いているときに、毎年そんな面倒なこと、やっていられませんよね。




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